【スピリチュアル考察11選】「すずめの戸締まり」は新次元地球が始まる緊急メッセージ

11月11日(金)の公開日に「すずめの戸締まり」を観てきました。

映画公開記念の「新海誠本」をゲット!

凄すぎました〜!!

さすが新海誠監督。

映画の内容、セリフ、音楽の全てが魂レベルで響き渡りました。

この映画は、「新次元地球が始まる我々への緊急メッセージ」です。

以下、【ネタバレあり】です。まだ観られていない方は、また後でブログを見られてください。

「すずめの戸締まり」の登場人物とストーリー

扉の向こうにはすべての時間があった。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる”扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。すずめが歩む道の先で待つのは、見たこともない風景。人々との出会いと別れ。驚きと困難の数々。それでも前に進む彼女たちの冒険は、不安や不自由さと隣り合わせの日常を生きる我々の旅路にも、一筋の光をもたらす。過去と現在と未来をつなぐ、“戸締まり”の物語。2022年11月11日。その景色は、永遠に胸に刻まれる。

公式サイト 「すずめの戸締まり」から一部引用

○岩戸鈴芽(いわとすずめ)

九州の静かな町で、叔母と二人で暮らす 17歳の女子高校生。広大な廃墟の中、幼い自分が草原をさまよい歩く不思議な夢をよく見る。

公式サイト 「すずめの戸締まり」から引用

○宗像草太(むなかたそうた)

”災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年。扉を探す旅の途中ですずめと出会うが、ある出来事をきっかけに、すずめの椅子に姿を変えられてしまう。

公式サイト 「すずめの戸締まり」から引用

○ダイジン

すずめの前に突如現れた、人の言葉を話す謎の白い猫。扉が開く場所に出没し、すずめたちを翻弄する。

公式サイト 「すずめの戸締まり」から引用

○すずめの椅子

すずめが幼い頃に使っていた子供用の椅子。脚が1本欠けている。草太が姿を変えられてしまい、3本脚で動き出すようになる。

公式サイト 「すずめの戸締まり」から引用

【メッセージ①】2022年11月11日に公開された意味

11月11日は「ゲートウェイ」と言われており、宇宙と地球の間の門が開き膨大な宇宙エネルギーが流れ込んできます。

「1111」という数字は、「現実化するスピードが早まる」といった意味があるそうです。

「11月11日」は、ゾロ目で「1」の数字。

「2022年11月11日」の数字を全部足すと、2+0+2+2+1+1+1+1=10

1+0=「1」

公開日の月日だけでなく、西暦と足しても「1」になります。

「1」という数字のメッセージが、かなり強いと思われます。

数字の1は、「始まり」を象徴しており、あらゆるものの起源や新しいスタートを示すパワーに満ちています

すべての現実化がここから始まる。

全ての行動を起こさせ、新しい方向に導く力があります。

また、私たちみんなは一つで、意識によって繋がっていることを思い出させてくれる数字です。

この映画の内容、主題歌、公開日は「新たな始まり」を知らせていて、現実化が加速するサインです。

そして、加速していく中で、我々は一つの集合体であることを氣づいていくことでしょう。

【メッセージ②】”九州の地”はあなたの「扉」を開ける場所

主人公である鈴芽の故郷は、宮崎県の日南市がモデルになっているそうです。

宮崎の「岩戸」といえば、「天岩戸神社」

富士山は「天祖降臨」、宮崎は「天孫降臨」の地です。

神代の時代、空の上の高天原に「天照大御神」、「須佐之男命」などの神々が住んでいました。

「須佐之男命」の暴れん坊ぶりに怒った「天照大御神」は天岩戸と呼ばれる洞窟に隠れます。

この天岩戸が御神体としてお祀りしているのが「天岩戸神社」です。

日本神話の中には、「天の岩戸開き」という話があります。

太陽の神様で光を放つ天照大神が岩戸に隠れたことで、この世から光が消えてしまいます。

困り果てた神々は、策を練って天の岩戸を開いて天照大神が外に出てこの世に光が戻ったという話です。

これまでに5回の「岩戸閉め」があったそうです。

次に起こるとされているのが、「岩戸開き」です。

この岩戸が開いた時、天地がひっくり返るほどの大変化があるとされています。

立替、立直し一時に来ているから、われよしの人民には判らんことになるぞ、この世の動きが判らんのはよしざからぞ、今度の岩戸びらきは五度の岩戸しめを一度にひらくのであるから、人民には中々に理解出来んことに、折り重なってくるから、何事も神の申す通りハイハイと素直にきくのが一等であるぞ

五十黙示録

「岩戸びらき」とは、良い意味でも悪い意味でも大きなことが起こるリセットだと捉えています。

今回、主人公の名前に使ったことや、九州の宮崎の地を舞台にしたのは、迫り来る「岩戸びらき」のことなのかもしれません。

そして、宗像といえば福岡県の「宗像大社」が有名です

宗像大社は、日本神話に登場する神社の一つであり、天照大神の三女神が御神祭として祀られています。

2017年には世界文化遺産に登録されています。

神宿る島と呼ばれる沖ノ島の「沖津宮」、大島の「中津宮」、宗像大社の「辺津宮」が一直線になっていて、パワースポットとなっています。

日本は、「龍」や「人体」の形に似ているとされています。

北海道が「第7チャクラ」で宇宙と繋がる場所。

アイヌ民族がいたことも関係しています。

九州の熊本は「第2チャクラ」で丹田の場所なので、エネルギーを循環し現実化させる場所。

阿蘇の大自然があるのも納得できます。

ドクター・ドルフィン先生が本で紹介されていたんですが、この日本のチャクラの位置が反転したみたいです。

だから、九州の地が「第7チャクラ」(宇宙、愛)ということになります。

今回、九州が舞台になったのは何か意味があって、新海誠監督はメッセージを受け取ったのかもしれません。

”九州の地”のどこかに「扉」があるかもしれませんよ〜

【メッセージ③】天変地異は「人間の邪念」で起きる

学校近くの温泉街にある廃墟から、巨大な黒いミミズのようなものが浮かび上がります。

鈴芽には見えますが、他の人には見えません。

このミミズが地面に落ちると、大地震が起こります。

ミミズは、地面の下から上がってきた人間の不安、嫉妬、憎しみ、悲しみ、恐れといった「邪念」のことなんでしょう。

天変地異というのは、ある種の「人間の仕業」です。

ミミズが発生した場所は、「宮崎」、「愛媛」、「神戸」、「東京」、「東北」です。

この発生場所の設定にも意味があると思っています。

「神戸」、「東北」は近年で起きた大震災の場所です。

「宮崎」、「東京」はこれから起きる可能性がある南○トラフ大地震、首都○型地震を暗示しているのかもしれません。

草太の家で鈴芽が「要石」に関する古文書を読んでいる時に、大きな山からミミズが出ている描写がありました。

山頂に鳥居が描かれていましたね。

富士山の山頂にも鳥居があるので、関連があると思いました。

これは、「富士山噴火」を暗示しているのかもしれません。

映画では、鈴芽が4歳(2011年)の時に被災します。

それから、12年後の2023年が舞台。

来年の「2023年」というのが新海誠監督に降りてきているメッセージなのかもしれません。

よく言われているのが、2024年。

いずれにせよ、2023年から2025年の今後3年間で地殻変動は起こるのかもしれません。

話は戻って、ミミズ(邪念)が下から上がってくるという考え方は、昔の人にとっては当たり前でした。

相撲の力士が行う「四股踏み」は、地面の下から上がってくる”邪念”を鎮めています。

昔は、目に見えないものに対して「特別な意識」がありました。

だからこそ、身の回りのものや人、目に見えない存在にも感謝していたんです。

俺は閉じ師だ。災いが出てこないように開いてしまった扉を閉じる。そうやって、日本中を旅している。

愛媛に向かうフェリーで草太が鈴芽に言ったセリフです。

力士が四股踏みで邪念を沈めるのと同じで、人間の邪念を鎮めたり、お祓いしたり、その土地の氣を良くするといった人は今もいます。

我々の知らないところで、いろんな人の力が注がれています。感謝です。

かけまくもかしこき日見不(ひみず)の神よ 遠つ御祖(みおや)の産土(うぶすな)よ 久しく拝領(はいりょう)つかまつったこの山河 かしこみかしこみ 謹んでお返し申す

草太が扉に鍵をかけて閉める時に言った「呪文(マントラ)」が印象的でした。

呪文を唱えると、当時の人の声が聞こえて情景が映し出されて、鍵穴が現れます。

人のいろんな感情や体験を背負って、「大地」、「地球」、「創造主」に反省と感謝の念を込めてお返しされているんです。

それが「お返し申す」という言葉に凝縮されています。

映画の中で、人々は緊急地震速報、ニュースの地震情報に意識がいって翻弄されています。

目の前の情報や恐怖、自分が生きることだけを考えて大事なことを忘れています。

地震が起きた時、「人間の邪念があった」、「大地、地球が怒っている」、「何かのしっぺ返しだ」と捉えてみましょう。

映画の話に戻りますが、ミミズの周りには必ず大群のカラスが現れます。

カラスには、「神からの導き、予言を示す存在」、「人の人生を正しい方向へと導く役割」といったスピリチュアルメッセージがあります。

ミミズという「地震を起こす恐ろしいもの」と捉えると同時に、「神様からの導きで我々を成長させるためのメッセージ」とも受け取れます。

天変地異が起きることに備えて怯えて、現実的な対策ばかりをしていても仕方がありません。

そして、天変地異が起きて、自分達のことだけを考えていても何の学びもありません。

天変地異は人間にとって恐怖の存在です。ある意味、いつ来るか分からない恐怖と戦っています。

しかし、恐怖を超えて「我々の行動」や「自分」に目を向けた時、光り輝く道に進んでいくことでしょう。

もっと大きな視点で考えると、地球は一つの生命体であり、自己調節システムを備えているというのが「ガイアの法則」。

地球という星は生きています。

人間と同じで呼吸をしています。時には調子も悪くなります。

人間が風邪を引いたら咳をするのと同じで、地球に不具合が生じれば天変地異が起きて浄化します。

地球に住まわせて頂いている身として、もっと地球のことを考えて行動しなくてはなりません。

「地球人のみなさん。そろそろ、目を覚まそう!!」

【メッセージ④】「水」が意味するものとは何か?

映画のいくつかの場面で「水」に関係する描写があります。

「すずめの戸締まり」の代表的な描写にもなっている最初の扉は、水の上にあって要石もその上にあります。

また、扉の鍵を閉めてミミズを沈めた後は、必ず大地に雨が降ります。

そして、鈴芽が荒れ果てた常世に行って草太を助けるシーンです。

草太の目線で出来事が回想されている時、草太は水の中に沈んでいきます。

これは何かのメッセージだと感じています。

我々は、お腹にいる時から羊水という「水」に接して生きています。

もっと言うと、地球は表面の70%が海水で覆われており、水があってこそ生きることができています。

これは有名な話で、水にポジティブな言葉とネガティブな言葉を放った時、結晶が変わるという実験があります。

ポジティブな言葉を与えた水の結晶は綺麗で、反対にネガティブな言葉の水の結晶は乱れています。

言葉は振動していて、それが「波動」となって様々なものや人に影響を与えています。

人間の体は、70%近くが水分なので、受ける言葉はもちろんのこと、自分自身が発する言葉にも影響を強く受けるんです。

これが、「言霊」の力です。

結局、映画に出てくる「水」は何のメッセージなのか?

水は「始まり」であり、「源」です。

何かに生かされていることに目を向けるべきだし、我々同士も影響し合う生き物だということを見つめ直す。

そして、水は「浄化」も意味すると思います。

ミミズを沈めた時に雨が降ったように、これまであった辛いことも水に流す。

そして、前を向いて生きていく。

いろんな事を水に流して、新たなものを築き上げていく時代です。

実は、最近公開された映画にも「水」のメッセージがありました。

同じ日に公開された「ブッラクパンサー(ワカンダ・フォーエバー)」でも水が関連しています。

そして、来月公開の「アバター(ウェイ・オブ・ウォーター)」も水の世界が描かれています。

映画監督は、その人自体が高次元の方が多いし、氣づかぬうちに高次元からメッセージを受け取っていて発信されています。

3つの映画で「水」に触れているのは偶然か、必然か。

人々の集合意識レベルで大事なメッセージがあるんだと思います。

【メッセージ⑤】ダイジンの言葉は「地球人への緊急警告」!?

ミミズが落ちて地震が起きるよ。今からたくさん人が4ぬ。人がいっぱい4ぬね。繰り返すね。

ダイジンが言ったセリフで、和多志にとってかなりインパクトがありました。

「今からたくさん人が4ぬ」というセリフは、予告にも出てきます。

予告に出すくらいなので、相当な強いメッセージだと思っています。

新海誠監督は、宇宙からいろんなメッセージを受け取っているのは間違いありません。

これから地球の浄化、大変革で起こる中の流れなんでしょう。

4ぬことは人間にとって何よりもの恐怖で悲しいことかもしれませんが、これもその人の魂(地球、宇宙)のシナリオです。

実際に、今年に入ってから日本の「超過4亡率」は戦後最大です。

海外でも例年にない増加率です。

大きな○争が起きてる訳でもなく、新型○○○ウイルスで多くの方が7くなっている訳もでない。

そろそろ、異変に氣づきましょう。

こんなことは、日本のニュースでは大々的に報道されていません。

いろんな事が世界で起こっているし、これから起ころうとしています。

それでも、受け入れるしかありません。

4ぬ時は、お役目が終わったということ。

それも、自分で決めて地球に生まれてきています。

こういった事に目を向けて「真理の世界」で生きていかないと、これからの新次元地球では生き残れません。

いつも外の現象に囚われて、慌てふためいて翻弄します。

そういった意味でも、人の中でも二極化がさらに加速するでしょう。

そして、ダイジンの「繰り返すね」というセリフで鳥肌がめちゃくちゃ立ちました。

心にグサッと突かれたくらいの衝撃でした。

地球は、大きな「破壊」と「再生」をこれまで幾度となく繰り返してきました。

現在の地球は、もう「7回目」だそうです。

人間は、何回繰り返すのでしょうか?

いつになったら氣づくのでしょうか?

今後のことは、ある程度決められていて避けられないかもしれません。

だけど、「少しでもより良くなりたい」、「明るい未来を築きたい」、「生きたい」というのが人間の本質にはあります。

少しでも、「みんなの人生」、「地球」、「宇宙」がより良くなるように既存の「世界線」を変えていきましょう。

【メッセージ⑥】神様は「愛」と「氣まぐれ」で「楽しんでいる」?

「ダイジン」は、左大臣と右大臣がいて神様として扱われています。

映画の序盤では、草太を椅子にしたり、ミミズの場所を示したり、他人事のように「今からたくさん人が4ぬ」と言っりして、一見悪者に見えます。

一方で、ダイジンにはそれだけではない一面もあります。

ダイジンは何度も鈴芽に「自分のことが好きかどうか」を聞きます。

”嫌い”と言われると元氣がなくなって、”好き”と言われると急に体が回復して元氣になるんです。

神様も愛されたいのかもしれませんね。

まず前提として、神様の捉え方は「自由で決まったものはなく、人それぞれ違っていていい」という考え方をしています。

ダイジンが好意があるかを鈴芽に確認したように、神様のことをいつも想っている人ほど神様に好かれるのかもしれません。

個人的に思うことは、「神様、神様〜」と崇められることは好んでいないと思います

なぜなら、自分がなくなるから、神様が絶対的な存在になるから」です。

神様の定義で争ったり、神様という存在に全部頼ってくることは喜ばないでしょう。

神様は親であり、我々の一部です。

「神様を好きになる」ということは、神様や宇宙といった大いなる存在を認識し感謝する。

「自分一人の力だけで生きている」という考え方ではなく、お陰様で生きる。

その結果、自分を認め、自分を愛する。

そのような考え方が、「神様を好きになる」ということの本質だと思っています。

そうやって、我々は「愛」を体現していくのでしょう。

そして、神様も「愛」を感じるのでしょう。

氣まぐれは神様の本質だからな。

これは、草太が言ったセリフです。

ダイジンは、氣まぐれで楽しんでいるように見えます。

神様もそうなのかもしれません。

この世界は、神様が作り上げた「ゲーム」のようなものです。

だから、ミミズが出る場所を楽しそうに案内したり、「人が4ぬよ」という発言も淡々としています。

人間の感情的には悲しいかもしれませんが、大いなる視点から見れば、それすらも一つの過程として楽しめるのです。

「愛」があり、「氣まぐれ」で一緒にいて心地良い。

そして、目の前に起こる良いことも悪いことも、全てを「楽しむ」。

このような宇宙のように広大な心を持った人を応援したくなりませんか?

「ダイジン」というキャラクターを通して、「神様とは何か?」というメッセージがあるのかなと感じました。

【メッセージ⑦】神様はあなたの前に姿・形を変えて現れる

愛媛県の松山付近でバスを待っていた時、ルミさんという女性に出逢います。

そこから神戸まで乗せてもらい、夜はルミさんの働くスナックでお手伝いをすることになりました。

そのスナックに再びダイジンが現れます。

鈴芽から見ると、いつも通り猫に見えるんですが、周りの人からは人として見えているところがポイントです。

スナックで働く女性は、ダイジンのことを「初めての人やね。物静かな方やけど、常連さんとすぐ仲良くなられて。渋めで素敵」と鈴芽に言っています。

そして、映画終盤でパーキングエリアで休憩している時に、車内で環さんが鈴芽に話すシーンがあります。

もう私しんどいわ。鈴芽を引き取らんといかんようになってもう10年もあんたの為に尽くして馬鹿みたいやわ、私。どうしたって気遣うとよ。母親を亡くした子どもなんて。あんたがいたから家に人も呼べんかったし、こぶつきじゃあ婚活だってうまくいかんやったし。こげな人生お姉ちゃんのお金があったって、全然割が合わん。あんた家から出ていってよ。私の人生返してよ。

環の言葉

環さんが鈴芽に本音をぶつけます。

最後まで言い切ったところで、ダイジンが叫んで大きな黒猫のダイジンが現れます。

実は、環さんが車を出る瞬間に車にいたダイジンは何か異変に氣づいて反応するシーンがあるんですよ。

おそらく、黒猫のダイジンが来たことが分かったのだと思います。

環さんが話している時、誰かに乗り移られた表情をしていて、結果的に言わされたことが分かります。

このようにして、神様(高次元の存在)は、人に変化したり、行動したり、言葉をコントロールしたりすることがあります。

環さんは本音をぶつけて一見、鈴芽にとっては辛いことだったかもしれませんが、前に進むきっかけになったのは間違いありません。

我々が氣づかないところでサポートしてもらっているんですよ〜

自分にとって、プラスと思えた人や言動、反対に不都合だと感じる場合もあると思います。

良い悪いは当人にとって理解できないかもしれませんが、実は神様から後押しをしてもらっていたのかもしれませんよ!

【メッセージ⑧】ダイジン(神様)が望んでいることは「自らの手で」

ダイジンの言葉や行動には考えさせられる部分が多いです。

話の軸にあるのは、「ミミズを沈めること」と「抜けてしまった要石を元に戻すこと」です。

映画を観ていて思ったのが、ダイジンは神様で鈴芽たちを導いているけど、要石になれば話は早いやんと思ってしまいました。

そうなると話は面白くないですね(笑)

でも、この部分こそ、我々が考えるべき内容なんです!

ダイジン、要石に戻れ。

草太の言葉

まだ分かってないの?

ダイジンの言葉

シンプルな言葉でしたが、心に響きました。

そして、東北に向かう途中の車内で芹澤と鈴芽とダイジンが会話をするんですが、これがキーポイントです。

鈴芽ちゃん、猫ってさ理由もなく着いてこないでしょ。よっぽど鈴芽ちゃんにしてほしいことでもあんじゃねぇの?

芹澤の言葉

その通り。人の手で元に戻して。

ダイジンの言葉

これこそが、「真理」だと思います。

大事なことは、「自らの手で元に戻す」こと。

これができなければ、戦争や天変地異といった最終手段の天罰でしか学ぶことはできないのかもしれません。

草太が「ダイジン災は絶対に防ぐ」というシーンがあります。

これはまさしく、天罰ではなく、「自分たちの手で解決したい」という想いが込められているんでしょう。

神様がしてしまえば簡単ですが、それでは意味がない。

最初から神様に頼むのではなく、「地球人」でなんとかするんです。

そして、宇宙人に頼んで変えることでもない。

そこは、神様も高度な地球外に住む宇宙人も、因果応報の法則を崩さない範囲で地球をサポートしてくれています。

よく予言書や聖書には、メシア(救世主)が現れるという話が書かれています。

基本的にこのメシアの再来を根本として動いています。

56億年7千万年後に弥勒菩薩が救済するといった話があり、それはコ○ナ(567)の後じゃないかといろいろ言われていますね。

何を信じるかはその人の自由だし、絶望的な状況下で何かを信じて前向きに生きることは大切なことだと思います。

しかし、やるべきは「自らの手で元に戻す」ことだと思います。

結局、誰かがやってくれる、救ってくれるでは変わらないし、そこに本当の学びや魂の成長はありません。

今や、当たり前の言葉になっていて、ある意味力を失っているかもしれませんが、「ひとりひとりが意識して行動すること」がやはり大切なんだと再認識しました。

このブログを観ていただいた「あなた」と「和多志」でより良くしていきましょう!!

【メッセージ⑨】扉の先は「パラレルワールド(並行世界)」

すごく眩しい星空と草原が見えた。それは常世(とこよ)。この世界の裏側、ミミズのすみか。全ての時間が同時にある場所。見えるけど、入れないの?常世は死者の赴く場所なんだそうだ。現世に生きるおれたちには届かない場所。行ってはいけない場所なんだ。

草太が鈴芽に言ったセリフです。

あの世とこの世。

扉の向こうは、過去にも、未来にも行けるパラレルワールド(並行世界)。

表があれば裏があるのと同じで、「あの世」もある。

今、生きている現実世界は「夢」であり、「幻想」です。

あの世のことを「常世(とこよ)」で、現実世界のことを「現世(うつしよ)」と表現しています。

つまり、魂だけの状態で過ごすあの世が、実は「常にある世界」。

一方、我々が生きている現実世界は、「映し世」。

あの世から来て魂を肉体に入れて、いろんなデザインをしてシナリオを作って映画のように映し出ています。

いわば、幻想の世界。

現実世界は「幻想」と氣づいた時、あなたの扉は開かれる。

映画のセリフみたいにカッコイイこと言ってもうた(笑)

そして、パラレルワールドの世界を説明しています。

「君の名は」でもありましたが、映画を通して宇宙の世界や仕組みを発信されています。

宇宙に時間は存在しません。

「時間」とは、人間が勝手に作った概念、幻想に過ぎないのです。

「過去」、「現在」、「未来」が同一並行で流れています。

なんて言えばいいのかな。今、どんなに悲しくてもね、鈴芽はこの先ちゃんと大きくなるの。だから心配しないで。未来なんて怖くない。あなたはこれからも誰かを大好きになるし、あなたを大好きになってくれる誰かともたくさん出会う。今、真っ暗闇に思えるかもしれないけど、いつか必ず朝が来る。あなたは光の中で大人になっていく。必ずそうなるの。それはちゃんと決まっていることなの。「お姉ちゃん誰?」。それはね、すずめの明日。

鈴芽は、震災でお母さんを亡くしました。

泣きながらお母さんを探していると、「常世」に繋がる扉を見つけます。

その世界は星があって、緑があって美しい光の世界。

当時の鈴芽は、亡くなったお母さんに出逢えたと感じていました。

しかし、実は「亡くなったお母さん」ではなく、「未来の自分」でした。

「未来なんて怖くない。あなたはこれからも誰かを大好きになるし、あなたを大好きになってくれる誰かともたくさん出会う」

「今、真っ暗闇に思えるかもしれないけど、いつか必ず朝が来る。あなたは光の中で大人になっていく。必ずそうなるの。それはちゃんと決まっていることなの」

幼い頃に描いていた絵日記ですが、大地震が起きた3月11日から黒塗りになっていて、常世の世界に行った日は描かれていました。

鈴芽はこの辛い経験をずっと心に秘めて生きてきたんです。

誰しもが悲しい過去があって、心のどこかに傷がありながらも懸命に生きているのだと思います。

その時は苦しくても、先が見えないくらい真っ暗と感じても、生きている限り前に進んでいるものです。

過去に戻って、「未来の鈴芽」(今の鈴芽)が想いを伝えたことで、16歳の鈴芽(現在)、それ以降の鈴芽(未来)が変わったはず。

今である「現在」を変えれば、「未来」が変わる。

魂に刻まれたこと、潜在意識に眠っていること、過去の失敗やトラウマといった「過去」から解放されて乗り越えた時、「現在」も「未来」も変わる。

どんなに辛い事があっても、うまくいかなくても、「未来」を変えることはできます。

パラレルワールド(並行世界)の「扉」を開けて、より良い地球生活をみんなで過ごしていきましょう!!

【メッセージ⑩】「すずめ feat . 十明」のメッセージは”呼吸と行動”

この曲を聴いた瞬間、別次元の世界へワープしたような氣分になりました。

水のように透き通った綺麗な歌声です。

キシリトールのガムを食べた時みたいに心がスーッと軽くなります。

僕ら出逢えたことの意味にはまるで 追いつかない この身ひとつじゃ 足りない叫び 君の手に触れた時にだけ震えた 心があったよ 意味をいくつ越えれば僕らは辿りつけるのかな 愚かさでいい 醜さでいい 正しさのその先で 君と生きてきたい

「すずめ feat . 十明」より一部引用

何回も体験して、たくさん学んで辿り着ける領域はどんな世界なんだろう。

自分の愚かさ、醜さも受け入れて、素直に感じる正義(正しさ)で生きる”あなた”と生きたい。

幾度の体験を繰り返し、何回学んでも終わりはない。

闇も光も、相反する事象が混在した中で人は生きている。

それでも全てを受け入れて包み込む。

そんな葛藤の中にも大きな「愛」があるといったような歌詞ですね。

そして、もう一つ感じたことは、「呼吸」です。

冒頭で、「ルルルルルル〜」と歌い出した後に「ハァ」と息を吸う音が聞こえます。

歌手の息遣いをある種の歌詞にしているのは珍しいですよね。

これも何かのメッセージ。

呼吸(吸う・吐く)をするから、次のアクションを起こすことができます。

水泳のクロールの息継ぎと同じです。

もっと呼吸をして、エネルギーを体内に入れて、行動を起こす。

物事の変化、現実化が加速していく新次元地球で生きていく大事なヒントなのかもしれませんよ〜

【メッセージ⑪】「カナタハルカ」のメッセージは”新時代の幕開け”

この曲を聴いて、シンプルに何を感じましたか?

和多志は、「一つの世界(時代)が終わっていく」と感じました。

「恋の意味も手触りも相対性理論も 同じくらい絵空事なこの僕だったんだ」は、人間がする恋の意味も、アインシュタインが考えた相対性理論でさえも、”絵空事”のように感じさせる何かが待っている。

「何万とある愛の歌 その意味が分かるかな」は、これまで何万回と数え切れないほど「愛とは何か?」を探してきたけれど、愛を感じることができるのかということです。

「天変地異でもなくて君だった」の歌詞までは、虚無感と悲しさ、何かが終わっていく寂しさを感じます。

でも、その後の歌詞からは、空が一氣に晴れて太陽の日が大地を照らすような輝きを感じます。

”新たな始まり”を彷彿させる感覚が受け取れます。

いろんなものが破壊(リセット)されていく、そして再生されていく。

これからそんな時代の幕開けです。

「でも恋は革命でも焦燥でも天変地異でもなくて」という歌詞の後から”君”や”僕”といった言葉が出てきます。

つまり、天変地異が起きてから、僕(自分)や君(周りの人、世界)について、魂レベルで考え始めるんでしょう。

本質への氣づき、目醒めです。

人口問題、感染症、社会システム、金融システム、教育システム、仮想現実、天変地異、フリーエネルギー、地球外生命体

多種多様な分野で天地がひっくり返るほどの出来事が待っているんでしょう。

それでも、自らの意志で地球に生まれてきた以上、どんな状況でも頂いた命を全うすることです。

「君の笑い方はなぜか淋しさに似てた」は、笑顔(表面)の奥にある感情(本質)を読み取っています。

人は目醒めると、本質を見極める「心眼」を手に入れます。

「君の歌い方は今日の朝焼けに見えた」は、人と太陽(自然)を一体として見ています。

物も、人も、自然も、全ては同じところから始まった。

宇宙に存在する生きとし生けるものは、全て同じ存在(ワンネス)であることに氣づいています。

「何千年後の人類が何をしているか」は、世界が生きるか死ぬかの極限状態になると思考の時間軸が”未来”へと移行する。

「何万年後の地球が何色でももういい」、「まだ誰も知らない顔で笑う君を見たい」、は、不安や希望といった未来の時間軸から抜け出して、吹っ切れて「今ここ」で生きていく生き方にシフトするということ。

「僕ひとりのため今日まで使ってきたこの心」は、”自分”という領域を中心に”我”で心を動かしてきた人のこと。

「突然君に割り込まれ大迷惑大渋滞」は、君(周りの人、世界)が大変革して僕(自分)の心を混乱させ立ち止まさせるということ。

「でもすると君はこの僕が今宇宙で一番ほしかった言葉を言うの」は、大混乱している最中に”真理”を教えてくれるということ。

「僕にはない僕にはないものでできてる 君がこの僕を形作ってる」は、みんなそれぞれ違った輝き(個性)があって、”自分”とは違う存在があるからこそ、”自分”という存在が証明されて生きていることに氣づくということです。

数字や外見、表面的なものや目に見えるものから、人の温もり、輝き、魂に触れて、感謝や大きな愛を体感するんでしょう。

「終わる」のは一瞬で、静寂の中からゆっくりと新たな「始まり」がある。

映画に出てきた「扉」は、新次元地球へ移行するサインです。

「人生楽しくてどんどん加速してく世界」と「否定を繰り返して狭い領域で生きていく世界」のどちらも用意されています。

私、忘れてた。大事なものはずっと前にもう全部もらってたんだ。行ってきます。

鈴芽が最後にこのセリフを言った後、「カナタハルカ」が流れ始めます。

どちらの世界の「扉」を開けるかはあなた次第。

すでに、あなたは「鍵」も「扉」も手にしているんですよ!!

最後までありがとうございました。

この記事を書いた人

カズのアバター カズ ブロガー

現役高校教師が学校では教えてくれない内容を発信。人生、教育、スピリチュアルなど、あなたの人生がより輝ける生き方・考え方を紹介します。真理に氣づき、学びあり、ワクワクありの輝かしい地球人生を送ることを願っています。

コメント

コメント一覧 (8件)

  • これはえぐい。。。

    あなたの偉大さを痛感してます。。

    これを超える考察ができる人は新海誠監督以外にはいない気がする。。

    映画館で観れてよかったです!

    魂が完全に震え、バラバラに感じていた違和感が少しずつ繋がって行く感覚を覚えました。。

    本当はみんな気づいているのに、気づいていないふり。。気づかないように、気づけないようにされてるだけ。。

    あなたと私の使命がまた明確になってきました!

    これからもよろしくお願いします!

    • 新海誠監督と対談したい😆
      この記事を書き終わって、投稿する時に「誰かにこの想いが届きますように」と念じながら投稿しました。
      身体全体で、魂レベルで感じるものがありましたね。
      お互いの使命、果たしましょう!
      こちらこそ、これからもよろしくお願いします🙇‍♂️

  • 初コメ失礼します!
    先日すずめの戸締りを映画館で見たので、ネットで考察を探し回ってたところ、kazuさんのブログを見つけました。他にはないスピリチュアルな考察で、夢中で読んでしまいました。もしかして、kazuさんは新海誠本人だったりします?(笑) 映画好きなので、他の映画の考察も待っています😆

    • みさきさん、初コメントありがとうございます。
      よくこのブログに辿り着きましたね(笑)
      他にも、「竜とそばかすの姫」、「ブラックパンサー」、「アバター」を考察しています。
      カテゴリー欄の「映画」から見てみてください☺️
      次回の映画考察は、「君の名は」です!
      お楽しみに〜

  • 1人で夜に観に行ったせいもあるのか、災害やサイレンの音で、「怖いなぁ」と感じるシーンが多かったです。普段、災害のニュースを見ても、何で地震や大雨が起きるんだ、悲しい。と思ってしまうのですが、
    「人間が風邪を引いたら咳をするのと同じで、地球に不具合が生じれば天変地異が起きて浄化します。」
    という文を見て、はっとさせられました。うまく言えないのですが、考え方が少し変わりました。

    • 確かに、そう感じる場面もありましたね。
      不安と恐怖と希望と愛に溢れた素晴らしい映画でした✨
      みんなの意識で、みんなの力で、地球を大事にしていきましょう。
      地球があって生活できていることに感謝です🌍

  • この記事は、新海誠のすずめの戸締まりという、この時期に図られたような映画の、その作品に含まれる大切なメッセージ、その示すものが全て詰まっていると思えるほど、言葉によって端的に、要所と、重要なシーンやセリフのピックアップがなされていて、とても素晴らしい記事と感じました。

    涙は水を戻します。血の色でさえ、清らかな本来の水の色に戻します。
    この映画があることも、要だと思い起こし、その鑑賞時の感激を改めて感じる内容でした。

    初めてのコメントとなります。今後もまた読者としてお邪魔させていただきたいです。応援しています。

    • Noveさん、初コメントありがとうございます✨
      「涙は水を戻す」という言葉、響きました。
      水って、深く考えるといろんなメッセージがあることに氣づきますね!
      応援ありがとうございます。
      今後もよろしくお願いします🙏

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