この記事を読むと、自分の領域から抜け出して俯瞰して見ることができ、人生を切り拓いていく(領域展開)きっかけを手に入れることができます。
以前の記事で、「領域」の話はしたことがあるので、こちらも見られてください。
今、この時点でまだ何を書くか決まってなくて、頭にあるのは「領域展開」という言葉のみ。
その場で手がどう動くかを楽しみたいと思います(笑)
少々難しい話になりそうですが、できるだけ噛み砕きたいと思います!
それでは、領域ワープの旅をお楽しみください!
領域展開していく前にすべきことがあります。
それは「自分の存在を認識する」ことです。
自分の存在を認識する視点を2つ挙げます。
① 自分自身に意識を向ける
まずは、自分自身に意識を向けることです。
人間というのは、意識していないようで意識をしている。
また、意識をしているようで無意識で生きています。
これが、「顕在意識」と「潜在意識」。
朝起きたら、無意識のようにご飯を食べて、身支度をして、仕事や学校に行きます。
一応、意識して行動しているけれども、半無意識状態に等しいです。
ということは、案外、自分という存在に目を向けていない、意識をしていないということになります。
呼吸、心臓の動き、身体の咄嗟の反応、感情の揺れ。
意識しないと分からないんです。
自分が何を思っているのか、どう感じているのか、何をしたいのか、身体はどういう状態なのか。
「今生の使命は何か?」とか以前に、まずは自分の感情や身体、身体活動に目を向けるのが優先でしょう。
そうやっていくうちに、呼吸に意識をし、姿勢が変わり、食の意識も変わります。
目つきも変わり、雰囲氣も変わるでしょう。
こうやって、自分に意識を向けていくことで、自分の存在を真に認識し始めます。
電球が光るように、一つの命が輝き始めたことになります。
② 接続を切る
次に、自分に意識を向けること以外で認識してみましょう。
「自分の存在を認識する」ということの逆を考えてみます。
「自分の存在を認識しない」ということは、どういうことなのか?
例えるならば、魚が水の中にずっと入っている状態です。
魚は息継ぎでもして水の外に出ない限り、基本的に水の存在を強く感じないんです。
人間でも同じことが言えます。
普段、当たり前のように呼吸をしていますが、酸素があることや空気について考えていません。
「存在している個」とその「境界線」を意識していない状態では、実はその”個”は存在していないのかもしれません。
このように、その物体と接しているものや領域空間を認識した時に、個の存在が認識できるんです。
”個”以外のものや領域とは、何があるのでしょうか?
直接、触れているのは空気だけではありません。
大地です。
そして、直接触れてないにしても、様々な領域の中に包括されていて、その領域内で生きています。
他者、家庭、職場、日本、世界、地球、宇宙。
領域を広げていくと、宇宙まで領域は広がっていきます。
自分以外との領域を認識した瞬間、やっとこの世界にアクセスしたことになり、本当の意味で動き出すんです。
例えるなら、ゲームをしていてコントローラーを抜くとゲームの世界にキャラクターは存在しているけど、全く動かなくなります。
コントローラーが接続されている時は、無我夢中で自分の手の動きとキャラクターの動きが一体となり、自分=キャラクターの状態です。
コントローラーも、自分も、キャラクターも無意識で”同一化”していて、”自分”は物理的に存在しているけれども、夢の中にいてぼーっとしているような感じです。
この状態は、魚と水と水槽が同一化していて、地球という星も分からず、ましてや宇宙の枠組みにいることも分からず、”個(魚)”はぼやけています。
一度、接続を切らして接続部分、他領域に意識を向けると、自分の存在が認識できるということです。
様々な領域に触れて、向き合って、生きることで命の灯火が強くなります。
接続を切らして、「自分」と「自分以外の存在」を認識したことで、世界地図を手にしたことになります。
これで現実世界で領域展開できる準備は、ざっくりですが、整いました。
まずは、自分の領域内だけでも「領域構築」をしたいものです。
領域構築の後の「領域展開」は、またどこかのタイミングでお話しできればと思います。
皆さんの人生が輝いて、明るい未来へ展開されていくことを願っています。
最後までありがとうございました。
コメント