なぜ、人は悩むのでしょうか？
「昨日までは明るかったのに急に元気がなくなった」とかもありますよね。
「考える生き物だから」、「より良くなりたいという向上心があるから」というのは根本にあるような氣がします。
人は良い人生を歩みたいという希望がある限り、悩み、葛藤し、現状打破を目指すでしょう。
だからこそ、「何が人を悩ませているのか」といった悩みの仕組みを考えることは大切です。
葛藤の中で生きる中で、見えてくるものはあります。
悩まないように、悩まないように無理にしなくてもいいと思いますよ〜
悩む時は、悩む！（笑）
それでは、５つ書いていきます！
①考えすぎている
悩みの多くは、考えすぎです。
不必要に先のことを考えて、起きてもないのにマイナスの出来事を想像しています。
「現在」と「未来」を同じ世界だと決めつけていることにあります。
「未来」とは、不確定要素であって、絶対にそうなるということではありません。
どうなるか分からない「未来」を勝手に形作って不安になっているのかもしれません。
良くも悪くも「未来」は、どうなるかは分からない。
一度、あれこれと考えだすと、脳内で思考が止まらず暴走することがあります。
そんな時は、たくさん食べて、寝る！
楽しいことして、笑って、忘れる！
②漠然と悩んでいる
「悩みは何？」と聞かれると、「自分でも分かりません」と答える人がいます。
「悩みを紙に書いてみて？」となると、意外と言語化できないこともあります。
「漠然と何か氣分が乗らない」、「うまくいかない」と悩んでいる。
紙に書いて羅列して、現状と課題を把握する。
そして、改善策を考えると「実は、悩みはなかった」ということになるかもしれません。
案外、我々は漠然とした不安で生きています。
人間は「死にたくない」という意識があまりにも強いです。
多くの人がその意識を持つから、周囲にその観念が影響しています。
周囲の観念に惑わされず、自分の意志の状態と向き合い、確認することが大切です。
③整理できていない
まず、「どのカテゴリで悩んでいるのか」ということです。
お金、人間関係、仕事、プライベート、容姿、時間の使い方、生き方・考え方、など。
この中でも、「変えれないもの」、「時間がかかるもの」、「努力で変えれるもの」、「人の助けで解決できるもの」に分けて考えると幅が広がります。
「今すぐに解決できない、変わらない」ものに対しては、悩んでも仕方がないと割り切ることも大切。
そして、「今の自分の現在地が分からず悩む」というのがあります。
自分が思っている以上にできているということが分かれば、悩みが消えるケースもあります。
向かっているゴールに対して、どの位置にいるか分かれば、先を見通すことができて焦りもなくなるでしょう。
頭の中で考えて整理できない時は、人と話して聞いてもらってアウトプットする、紙に書いて言葉にして視覚化する。
頭がスッキリして、前に進むというのはよくあることなので、ぜひされてください！
④優先順位を間違えている
学生の時のテストを思い出してください。
数学や英語は後回しにして、暗記教科を先に勉強してしまう。
試験間近に数学や英語を勉強したところで、時すでに遅し。
こんな経験したなぁ（笑）
これは、自分の状況を見ながら、優先順位を決めてないというのが問題です。
和多志は、この優先順位というのを常に意識しています。
授業、部活動、学校での書類関係などの雑務、発信活動、などたくさんすることがあるので、メモ機能、リマインダーを使っています。
自分でやるべきことを整理して、管理して、優先順位をつけて、実行する。
これができないと、頭の中は整理されず、変な違和感、不安を常に抱えて生きていくことになります。
結果を出して、現実化したいのであれば、必ず必要なことです。
自分の頭の中だけで、行うのは限界があるので、便利な機能を活用しましょう！
⑤他人を氣にしすぎている
できている、できていないという問題ではなく、あなたの行動は外的要因に振り回されているかもしれません。
周りの雰囲氣を氣にして、合わせている。
人から嫌われたくないから、している。
世間的に、よく思われないから。
これらは、全て外的要因であり、本当の自分の意志でありません。
自分らしく生きていないから、ある種のバグが発生します。
それが絡んでもつれて、悩みとなるんです。
周りのことを氣にしすぎて、きついという感情を押し殺して我慢するのは、歪みがきます。
自分を大切にしてほしいものです。
５つの仕組みについて、まとめると２つのことが言えます。
１つは、自分の中に入り込みすぎている感覚から外に抜け出して俯瞰すること。
もう１つは、俯瞰した状態から自分の中を整理して明確にすること。
少しでトゲのようなストッパーが外れて、前進できることを願っています！
最後までありがとうございました。
コメント
コメント一覧 （5件）
kazuさん、いつもブログ楽しみにしております。ブログを読んで、少し感情があふれてしまったので、少し自分語りをさせてください。
私は大学4年生の時、就職活動に取り組みました。そこでは、競争の激しい現実に直面し、私は自分ではない「何者」かになろうとしました。自己アピールのために自分自身を変え、人気のある業界や企業に合わせて自己演出をしました。しかし、その結果は散々でした。内定をもらえるどころか、多くの面接で不採用となり、自尊心が低下していくばかりでした。周りの友人たちは次々と内定を手にし、社会に進出していく中で、私は置き去りにされたような気持ちになっていました。
やっとのことで内定をもらったとき、私は胸をなでおろしました。
しかし、喜びも束の間、実際の業務内容を知った瞬間、心は重くなりました。それは全く興味のない分野で、やる気を持って働くことが難しい状況でした。私は日々の業務に追われる中、自分の存在意義を見いだせずに苦しみました。なぜこんな仕事を選んだのだろう？なぜ自分自身を押し殺してまで周囲に合わせようとしたのだろう？
でも、kazuさんのブログを読んでハッとしました。「どうなるか分からない『未来』を勝手に形作って不安になっているのかもしれません。」本当におっしゃる通りです。何か私は漠然とした「何者」を探して、考え込んでいたのですね。
未来は不確定。自分は「何者」にもなれない。だからこそ、今の自分で無我夢中に頑張って、前に進んで、時には立ち止まって自分をほめてやるべきでした。
私は今、会社には内緒で転職活動をしています。幼いころから夢だった出版業界で働けるように、頑張っています。私たちはどうしようもなく「考える生き物」なんですね（笑）。kazuさんの指南を意識して、もがいてみようと思います。
長文失礼いたしました。kazuさんのブログ、今後も楽しみにしております。
みさきさん、こんにちは！
みさきさんの葛藤とその先にあった新たな挑戦、とても心打たれました！感動です！
私たちは自分ではない「何者か」の虚像を追いかけてしまいがちです。確かにそこにあるように見えるのに、どうやっても辿り着けない。やっと掴めたと思っても、手のひらに残るのは儚き露だったりします。ちょうど虹の麓を目指すようなものですね。
欲求とはエネルギーであり、方向です。それが悪い方向に向けば煩悩となり、良い方向に向けば自己実現へと向かう。正反対に思える心の動きは実は表裏一体なのです。
自己とは五蘊の集合であり、虚像である。自己というものは本当は存在しないものです。そういった相対的な自己を自分の中に描くと人生が輝き出します。
みさきさんの次なる夢の実現を願っています。
みさきさんの挫折と葛藤、何かを探し求めてもがいている中にも、自分に秘めた希望の光を見つけようとしている姿に心打たれます✨
何かに向かって行動している人、人生や命、夢と向き合って真剣に生きている人の言葉や姿に触れると、美しいなぁと心から感じます。
みさきさんの夢を応援します！！
きっとうまくいきますよ☺️
そして、暖かい言葉をありがとうございます。誰かに届いて楽しみにしてくれている方がいる。これがブログを続けれる一番のモチベーションです✨
この記事を拝見した時、ちょうど（今考えると）どうでもいいようなことで悩み、苦しみ、眠れなくなっている頃でした。なぜ我々は悩むのか、そもそも何に悩んでいるのか、本当に悩むべきことなのか。そういったことに改めて疑問を投げかける記事で示唆に富んでおり、非常にためになりました。私はよく悩み事をして一晩中眠れなくなることがあります。自分の気持ちに嘘をつきたくはないけど、その心情を吐露したところで相手にどう思われるかが怖い。そもそも自分の本当の気持ちがわからない。そう言ったことでいつも悩んでしまいます。
この記事を読み、なんだか今までの柵から解放された気分です。いつもブログを通して、進むべき道を示してくださり、お導きくださり、ありがとうございます。
今、晴れやかな気持ちで、クリアな思考でこのコメントを書いています。なぜなら、昨夜はよく眠れましたから！
思考が頭の中をグルグル回ること、分かります🌀
少しずつ自己開示をされるといいですね！
きっと楽になると思います✨
それは良かったです！！
「誰かの心に響く」。こんなに嬉しいことはありません！