【学校教育】体育授業で体操服をシャツインするべき?だらしない?の議論

101回目の投稿は、学校教育について。

初めて学校教育の内容に触れます!!

今回は、学校教育での身だしなみの話。

戦後から昭和にかけて、生徒指導というのはかなり厳しく行われてきました。

「頭髪・服装検査を毎月したよ!」なんていう経験をされた人もいるでしょう。

ちゃんとしている人からしたら、「何この無駄な時間?」って感じですよね。

今の時代でも、毎月頭髪検査をしている学校を知っています。

いろんな理由、背景があってやっているんでしょうけど、考えるだけでゾッとする(笑)

和多志は、平成育ちで校則に厳しい学校ではなかったので、特に検査はありませんでした。

だけど、中学校の頃は体育授業で服装が乱れている生徒がいると、最初に説教があって、なかなか体育授業が始まらないなんてことはあったな〜

最近になって、「ブラック校則」という言葉も流行って、ようやく学校が動き出しました。

いつも動きが遅いのが学校。

外部が報道して初めて動く、クレームを言われてやっと動く。

自らアクションを起こして、変えるというのが苦手な組織が学校です。

え、言い過ぎた?(笑)

実際に働いていて感じていることです!!

先日、働いている高校現場でこんな事がありました。

体育祭練習で全校生徒がグラウンドに集合した状態。

先生「体操服のシャツが出ている生徒は中に入れなさい」

別に、怒鳴ったり人格を否定したりということではありませんでした。

ただ、その先生はシャツを出した状態。

まず体操服をシャツインするかどうか問題は置いといて、ここなんですよ!!

人に言うからには、まず自分が率先してやる。

教育の大原則です。

子どもは、大人、親、先生の鏡。

言ったように、やっているように、子どもは真似て育ちます。

「言っていること」と「やっていること」が矛盾していると、説得力がないんです。

子どもたちは、その矛盾にいち早く氣づきます。

言葉と行動が乖離していると、その人から発するエネルギー、熱も半減するんですよ。

それを教える人が分かっていない。

教師という立場は関係なくて、誰かに何かを伝える立場の人は、特に大事にしてほしい。

そして、体操服をシャツインするべきか問題について。

結論を述べると、「別にしなくていい」が和多志の考えです。

逆にシャツインをしなかったら、何かデメリットはあるのか?

特にないんです。

正直、見た目、外からの印象です。

確かに丈の長い服を着ていると、「だらしない」と感じる人もいるでしょうが、それは人によってさまざまな。

スポーツをする時に、シャツを外に出して運動する人がほとんどだと思います。

それは動きやすく、快適で、心地良いから。

それが答えです。

逆に、シャツインしていると、「えっ?」という感覚に一瞬なる人が多いのでは?(笑)

シャツインをすることで、むしろ熱はこもり、快適ではありません。

運動服に着替えるのは、運動時の安全を確保し、快適に動きやすい状態を保つため」と考えています。

この記事によると、体操服を出すと4℃も涼しくなるみたいです!

それはすごい研究結果だ。

生徒の皆さん、シャツを出しましょう!!(笑)

根本の話をすると、体操服を必ず着用する必要はないと思っています。

体操服って、かなり高いんです。

冬用も合わせると、1万円近くになります。

しかも、2着くらいしか購入しないので、乾くかどうかの問題も発生する。

業者と学校の付き合いで、購入させているのであればやめてほしい。

その件については、会議でぶっ込んだことがあります(笑)

「正直、体操服を買わなくて困るのって、結局、業者じゃないんですか?」ってね。

「シーン。。。」となりました(笑)

ヒャッハー!!!!

「体操服に替わる運動着を買わないといけない」となるかもしれませんが、部活用ジャージでも安いユニクロでも何でもいいんです。

皆さんは、体操服についてどう思いますか?

やっぱり、教育の話になると熱が入る。

それはやっぱり、「良い方向に変えたい。より良い環境で子どもたちには才能を発揮して、素晴らしい人生を送ってほしい!!」と心の底から思っているからでしょうね。

この記事を読むと察すると思いますが、生徒よりも学校にいることが苦しく感じる時があります。

でも、子どもと関わるときは最高に楽しい!!

いろいろあるけど、楽しんで変えていくか!

最後までありがとうございました。

この記事を書いた人

カズのアバター カズ ブロガー

現役高校教師が学校では教えてくれない内容を発信。人生、教育、スピリチュアルなど、あなたの人生がより輝ける生き方・考え方を紹介します。真理に氣づき、学びあり、ワクワクありの輝かしい地球人生を送ることを願っています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 「伝統」や「規則」の名のもとに科学的合理性を無視した思考停止の保守体制が確立されてしまっているのが今の教育現場の現状だと考えます。うちの息子の小学校でもそうです。以前息子が名札をつけていかなかった時に先生から怒られたと聞きました。息子になぜ名札をつけて学校に行かなかったかを聞くと、「名前や学校名、学年、所属クラスという特級個人情報を晒しながらノコノコと歩いて投稿している方がおかしい。児童を標的にした犯罪が増加している中、このような規則は変更するべきだ」という旨のことを言っていました。確かに、と感心してしましました。そのことに疑いの目を向けなかった自分を恥じると同時に、そのような主張を一切受け付けず、名札をつけなかった息子に対して頭ごなしに叱りつけた先生方に腹が立ちました。このような思考停止の保守主義は絶対に変えていくべきだと思います。

    • 息子さん、素晴らしい!!
      頭良いですね☺️
      そうやってきちんと意見を主張する子どもが学校では悪い者扱いされて、個性が発揮されにくくなる体制をなんとしても変えたいという一心です。
      正直、そのような無駄なルールは学校で蔓延っていて、いつも会議で意見を言っています。
      「ルールありきでそれによって、我々教員が縛られているんじゃないんですか?ルールだからという一言で強引に指導するのは思考停止状態を生むだけですよ」って先週言いました。
      できる最善のことは毎日尽くします!

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