「和多志」という存在は一つであるが、複合的な領域の中で生きている
ここで説明する「軸」とは何か?というと、あなたが”所属する(意識する)場所”と定義します。
「和多志」という一つの領域から始まり、親や兄弟とも繋がっていて、妻や子どもといった「家族」、「会社員」、趣味でスポーツをしているなら「スポーツクラブ」など、「和多志」という軸を中心にして、多方面の領域と繋がっています。
そして、和多志は「県民」であり、「日本人」であり、「アジア人」でもあります。もっと言うと、「地球市民」であり、「宇宙市民」でもあるのです。
つまり、同じ人間であることに変わりはないのですが、我々は複合的な領域の中に”軸”が存在しています。
普段は自分が日本人であることを意識しませんが、海外に行って全く違った環境や文化に触れると、日本や日本人のことを俯瞰して考えます。
一度フランスに行ったことがあって、あの有名なシャンゼリゼ通りを歩いていました。
もちろん「オ〜、シャンゼリゼ〜」って歌いながら歩きましたよ。今でもそこの歌詞しか知りません。
覚えるつもりはありません(笑)
歩いていると違和感があって、それは何かというと電柱がないんですよ(地下に埋めているそうです)。
電柱がないので、景色が綺麗。
日本は自然に囲まれて美しい国なので、日本もそうあればいいなぁと思いました。
そして、もう一つは急にトイレに行きたくなったので探して行ってみたら、有料だったんです。
どこにでもあって無料でできる日本人の和多志にとっては、かなりの衝撃でした。
「お金がかかるの!?」とキレ気味になったのを今でも覚えています(笑)
これらの出来事に直面した瞬間、いつもの”軸”が「和多志」や「家族」、「会社員」だったのが、「日本人」という軸に変わったことになるのです。また、ある意味、狭い”軸”の中で生きていた和多志の”領域”を広げてくれた瞬間でもありました。
”軸”の変化が思考や行動を変える
逆に、”軸”の転換は「大から小」もあります。
2年前から世界的に大流行した新型○○ウイルスによって、狭い”軸”の中で生きていた我々は、いっきに「地球市民」として考えるようになったはずです。
全世界において「マスクをする」、「○クチンを打つ」、「リモートワークにする」、「人との距離をとる」など世界の共通認識が生まれました。
また、世界規模のロックダウンによって、飛行機、船、自動車の使用が減少し、大気の状況も良くなりました。「環境問題」にもより目を向けるようになっています。
そして、「地球市民」という大きな”軸”から、「日本」、「会社」という領域に狭めていろいろと考えるようになりました。これまでの日本の慣習、職場での在り方などを見直すきっかけになっています。
今回のようなきっかけがないと、「議論しない」、「変わらない」、「実行に移さない」ということがあるので、この機会を良い意味で利用したいですね。
そして、「家族」、「和多志」というもっと”小さな領域”まで落とし込み、家族の在り方、仕事とプライベートのバランス、自分の人生について誰もが考えたことでしょう。
こうやって、”軸”というのは、「一定の場所」にあったり、「小から大」、「大から小」へと移り変わったりします。
”軸”の変化に伴って、思考や行動も変わっているのです。
視点を変えると、”軸”の仕組みを知ることで、思考や行動を瞬間移動させる「切り替えスイッチ」を手にすることができます。
”軸”の領域は、多様化かつ複雑化している
現在、”軸”は、多様化しています。それは、現実世界に存在する領域ではなく、ネットの世界です。
人によっては、現実世界の領域よりも、影響されているでしょう。
例をあげると、SNSのアカウントです。LINE、Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、TikTok、ブログなど。
同一上の人物でありながら、それぞれの領域で使用目的を変えたり、発信内容を変えたりしているかもしれません。
実際に、「和多志」もそうです。
普段は、こんな内容を話すことはないし、特にスピリチュアルな話なんて誰にでもできる訳ではありません。
ある意味、ブログという”新たな領域”を利用して自分の世界を展開しています。
そして、多様化している一方で複雑化もしています。裏アカウント、いわゆる「裏アカ」。
人物を特定されないようにアカウントを作成し、そこでマイナスな発言をすることもある。
また、「家族の顔」、「夫(妻)としての顔」、「親としての顔」、「職場の顔」、「学校での顔」、「子どもとしての顔」など、現実世界でもアカウントを変えて生きています。
忙しくて余裕がないのか、無理をしているのか、そうするしかないのか、よく分かりませんが。
でも、「本当はシンプルでいい。どの場面でも、本来の姿で生きているのがきっと楽しい」と思っています。
”軸”を全て一つにして、”ありのまま”に生きよう
「複合的な領域の中で生きている」、「”軸”の変化が思考や行動を変える」ということは現状です。
しかし、本当の理想世界はそれらをぶっ壊して”ありのまま”でいること。変化せずとも、常に同じ領域で生きること。
「ブログだから言える」、「学校と家で違う」、「職場での顔」、大人の顔を察して「子どもとしての顔」で生きるというのは、窮屈な世界。
分離するときつくなる。
区別すると争いが起こる。
”ありのまま”でいきましょー!!
最後までありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (4件)
『「オ〜、シャンゼリゼ〜」って歌いながら歩きましたよ』
周りからは確実にやばいやつ扱いですね(笑)
ブログで領域展開。今後楽しみですね。
ありのままで生きる。これがこの世界ではすっごく難しんですよね。
和多志はやばいやつなんです(笑)周りの人からもよく言われます😆
これは、最高の褒め言葉ですね!
意識していると、いつの日か「ありのまま」で生きることができると思います。
「ありのままの〜 姿見せるのよ〜 ありのままの〜 自分になるの〜」
友達や家族の中での自分と会社での自分が違い過ぎるから、疲れてしまうのでしょうか。会社で、少しずつでもありのままの自分を出していけるようになればいいなあと思いました。
それはあるかもしれませんね。例えば、普段はシンプルで無地のシャツを着ている人がいたとします。
ですが、他の場所でめちゃくちゃ派手で真っ赤の服を着たとしたら、ジワジワと疲れますよね😅
「自分らしくいる」というのが一番楽しいし、周りにいる人も楽しくなると思います。
でも、その前に「自分って何?」からスタートですよね(笑)