前回に続いて、今回も「命」、「想い」についての投稿です。
○「JR浦上駅」から徒歩10分、路面電車「浦上駅前」から赤迫行で約2分、「大学病院」で下車して徒歩8分
○車:「山王神社二の鳥居」の階段近くにコインパーキングあり(15台以上)。料金も安いのでここがオススメ
今年の夏、長崎県長崎市にある「山王神社」に行ってきました。
長崎駅と平和公園や原爆資料館の中間地点くらいにあります。
パーキングに車を停めて階段を登ろうと見上げると、ありました。
これが山王神社の「一本柱鳥居」です。
もともと鳥居は4つあったのが、被曝により2つの鳥居が倒壊したそうです。
残った鳥居のうちの1つである「一の鳥居」は、戦後にトラックがぶつかって倒れたために撤去。
現在も当時の状態で残っているのが、「二の鳥居」です。
「長崎原爆遺跡」の1つとして国の文化財、「登録記念物」となっています。
原爆の威力、怖さを肌身で感じました。
「鳥居」は物であり人ではないけれど、後ろ姿がどことなく悲しみを背負っていて、凛々しく立っている感じもしました。
物にも想いは宿っていますから、今も我々を見守ってくれているんだと思います。
この場所で感じたことをただただ受け入れました。
そこで何を感じるか。
本当に悲しいことではあるんですが、悲しみに暮れても仕方がありません。
むしろ、今、日本があることに感謝する。命が繋がれたことに感謝する。
和多志は、「今、生きることができているなら、この命どのように使うか」といったことに目を向けます。
そして、「この命、絶対に無駄にせんぞ」と魂に刻んで明日への活力に変えます。
当時の状況や人の動き、想いを想像しながらこの「一本柱鳥居」を眺めました。
鳥居をくぐったすぐの所には、吹き飛ばされた左半分の柱が置かれてました。
ここから50mくらい歩くと「山王神社」があります。
到着すると、慰霊碑があったので手を合わせました。
樹齢500〜600年の立派な大楠です。
原爆の熱戦と爆風によって、死に絶える寸前で枯れ木同然になったにもかかわらず、2年後くらいには奇跡的に新芽を芽吹き、豊かな緑を取り戻したそうです。
風を受けると聞こえる葉音は環境省の”残したい日本の音風景百選”にも選ばれています。
自然のエネルギー、命の力って本当に凄い。
今や、緑で生い茂っているなんて奇跡です。
この木から元氣をもらえました。
とにかく、木が生きていることが嬉しかったです。
これからも元氣でいてほしいですね。
いつも木からエネルギーを頂いていたので、今回は大楠に祈りを込めてエネルギーを送りました。
大楠を見終わったので、「山王神社」の拝殿へ。
周囲には緑がいっぱい。
御祭神は、大國主命、大山昨命、大年命です。
自然に囲まれて清々しい氣持ちで参拝できました。
長崎市に足を運んだ際は、「一本柱鳥居」、「大楠」、「山王神社」に行かれてみてください。
今日も、生きていることに感謝。
最後までありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
山王神社の「一本柱鳥居」、強烈な印象と共に原爆の威力を沈黙のうちに語る、鮮烈なモニュメントになっていますね…。原爆投下という人類の罪は消えることはありません。しかし、被爆した大楠が現在、緑の葉をつけて私たちを見守ってくれている姿は人類の犯した罪を受け入れ、認めてくれているようにも感じます。その生命力には何か大きなエネルギーと愛を感じざるを得ません。カズさんのブログを通してですが、この大楠から元氣をいただけました。今日も生きていることに感謝です😌
原爆で半分だけ取り残された鳥居の前に実際に立つと、いろいろと考えさせられました。
生い茂る緑の葉を見た時に、生きているという素晴らしさを感じました。
生きているとあれこれ考えますけど、「生きているだけで素晴らしい」と素直に感じました✨
今日も幸せな一日でした〜